定期的に防災意識を持ちましょう!
9月1日の防災の日にあわせて書き始めた記事です。
…が、気が付けば、まるっと3か月が過ぎて12月に突入してしまいました。

どうしてこうなった??
年末に向けてお財布の紐が緩くなる…かどうかわかりませんが、この記事をきっかけに、いまから防災に取り組みましょう!!
個人でできる防災は「備蓄」から!
個人で手っ取り早く始められる防災は、備蓄だと思います。
今日の記事は、防災の中でも備蓄に焦点を当てています。その他については、専門のWEBページなどを見てください。



なぜ「備蓄」なの?
我が家では、私が防災担当大臣として、率先して備蓄管理をしています。
私自身が心配性だから、というのもありますが、いざというときに「私は家に残るかも」と考えているからです。
被災した際に避難場所で生活できる人は限られている
実は被災した際に避難所で生活できるのは限られた人だそうです。(自宅が全壊したなど)
わが家はマンション住まい(中階)なので、まず大雨や洪水の心配はありません。
地震は心配ですが、マンション自体が大きく崩れることがなければ、避難所では生活できないでしょう。
いわゆる「在宅避難」する形になると思います。
災害支援物資がいつ届くのかというのは、その時になってみないと分かりません。
ひとまず1週間は家族みんなが食料や飲料に困らないように備えています。(最低3日分はあると良いとされています)
ペット同伴での避難の難しさ
大きな災害のニュースを見るとき、毎回のように、置き去りにされたペットの話を目にします。
また、ペットと一緒に救助された話も多く取り上げられる気がします。
まず、ペットと一緒に避難するということが難しいのでしょうね。
どのような状況があるのかあまり想像ができませんが、
もし大規模な災害に遭ったとして、周囲の人の助けを借りなければならなくなったとき、
「ペットは置いていけ」と言われるだろうなとは思います。
モルモットは屋外では飼えない
避難所に連れて行けたとして、モルモットは屋内に入れてもらえるのかという心配もあります。
自治体によっては「ペットを保管するための部屋を設ける」としているところもありますが、
「屋外で飼う(しかも固定する)」というところが多いです。
そして、大抵の場合「ほかの避難者と話し合って…」とされています。(私調べ)
私は、しまちゃんをお迎えするまで動物を飼ったことはなかったので断言しますが、
ペット連れでない避難者がほかの人のペットと一緒に生活するのは苦痛です。



悲しいですが、仕方ないです…
とくに「におい」と「鳴き声」でストレスがすぐに溜まると思います。
そのため、おそらく屋外で飼うことになるのではないかと思っています。
しかし、健康に最適な気温の範囲が小さなモルモットにとって、夏や冬などの激しい気温差に適応するのは厳しいです。
災害はいつ起こるかわからないので、結局、モルモットは避難所へ行けないのでは?と思ってしまいます。
そこで、「在宅避難」をするために、必要な備えをしなければならないのです。
モルモットのために何を準備しなければならないの?



我が家の備蓄をご紹介します。
人間用
まずモルモットのためにというよりも、お世話をするために飼い主が元気でいることが大切です。
災害支援の食料などは早くて2、3日後に届くと言われています。
もしもの事を考えて、できるだけたくさん備蓄しておきましょう。
まずは、絶対に水が必要です。
わが家はウォーターサーバーを設置していて、取り換え用の水が定期的に配送されるため、ある程度ストックがあります。



1人あたり1日3リットル必要だそうですよ!
次に、食料も絶対に必要です。
いまは備蓄用の食料もおいしいものが増えているようです。(食べたことないので実際は知りません。)
ただ、保存食はおいしくなさそうなイメージがどうしてもあって、
いまいち信用ができないので、一応評判のいいものを揃えました。(めちゃ失礼)



1人あたり1日3食は用意しましょう。
そして、お菓子とかもあるとよさそうです。
いろいろ備蓄を検討しているときに、被災すると食欲がなくなった…という話をいくつか目にしました。
お菓子があって助かったという話もとても多かったので、わが家でもお菓子を備蓄しています。



お菓子があると気持ちも落ち着きそうですね~
また、食料以外も備えておくといいと思います。
先に紹介したごはんやおにぎりは水さえあれば食べられるのですが、
できれば温かいものが食べられたらいいなと考えて、温める手段も用意しました。
モーリアンヒートパックは水蒸気を発生させて温めるものです。
Lサイズの外袋(サイズがいろいろあります)を使うと、
先ほど紹介したごはんなどは袋のまま余裕で入れることができるみたいです。(私調べ)



使い方はYoutubeに載ってました!
わが家の場合はマンションなので、もし震災に遭ったときはトイレがしばらく使えなくなります。
( 排水管が無事であることを確認するまでは使うと危険なため)
被災すればそのうち仮設トイレなども設置されると思いますが、
できればそういう場所でしたくないので、多めにトイレの備えをしています。



トイレの水が流せなくなることは、注意が必要ですね!
このほかにも様々なものを備蓄しています。
紙皿、割りばし、スプーン、ラップなどの食事をするときに必要なものや、
おしり拭き(ウェットティッシュの代わり)、滅菌ガーゼ、消毒などの衛生関連のものです。
モルモット用
モルモットのための備えは、先ほどの人間用にプラスアルファでしています。
(水や消耗品は一緒に管理しています)
まず、牧草はある程度ストックが必要です。
とは言うものの、長期で保管するとなかなか大変そうなので、わが家ではペレット牧草をストックしています。
(先日、Twitterでおすすめのペレット牧草を教えていただきました。)



普段からおやつとしてあげるのにも◎
また、ペレットもある程度ストックが必要です。
開封していない状態のものを用意しておきましょう。
ビタミン摂取の手段を確保します。
大規模な災害に遭うと、栄養過多になり太る人が増えるそうです。
それは、非常食やレトルト食品にはカロリーなどが多いからなのですが、野菜を十分に食べられないことも一因のようです。
まず被災した状況で、モルモットのために野菜が確保できるかわからないので、
ビタミンが摂取できる手段を備えておく必要があります。
普段からビタミン剤を嫌がらない(むしろ好き?)な子はこれで大丈夫ですが、
わが家のしまちゃんのように、食べてくれない(飲んでくれない)場合は、やはり野菜を備蓄しておく必要があります。
※ネギはモルモットには毒です。与えないでください。
※その他の野菜についても、安全か調べてから与えてください。
まだわが家ではしまちゃんにあげたことがないので備蓄していませんが、
青汁を強制給仕やおやつであげている人もいて、なるほどなと思いました。
もしものときには、あれば役立つかな…。
※きちんと調べ切れてないないので自己責任で!
衛生面での備えは重要です。
被災した時は洗濯ができるかわからないので、(というかほぼ無理では?)
使い捨てのペットシーツを用意しておくといいと思います。
毎日出るごみは、臭いが漏れないごみ袋を用意した方がいいかもしれません。
ペットシーツを噛んでしまう子は、噛まない(噛みづらい)ように工夫する必要があります。
わが家の場合は、ケージとシーツに隙間ができないように養生テープで固定しています。



養生テープはあると台風のときなども役立ちますよ~
もし避難をしようと思ったら
場合によっては、一時避難をする決断を迫られるかもしれません。
その時のために、非常用持ち出し袋の用意をする必要があります。
この持ち出し袋とまったく同じものを使っていますが、モルモット用品はけっこう入ります。
そしてあまり大きくないので、重すぎて逃げるのに支障をきたすこともなさそうです。
中身はペレット牧草を小分けにして入れていたり、折りたためる容器や、ブランケットなどを入れていたりします。
本当にピンチのときのために、ホイッスルも備え付けてあります…。
イベントに参加することの意義
紹介した”あれこれ”が必要になったとき、周囲の人を頼ることが難しくなるかもしれません。
そんなときのために、日ごろからたくさんのモルモット飼い仲間と交流する必要性を感じます。
実際、私はまだ直接お会いしたことはありませんが、
これから開催されるイベントなどにも積極的に参加して交流を深めたいと改めて思います。



コロナさえなければ!!という感じですね。
もるふぃっとの宣伝
ちょっとここで真面目にもるふぃっとの宣伝をします。
もるふぃっとのコンセプトは「もるもっとの健康管理をサポートする」ことですが、
アプリをひとりで使うだけでなく、家族で共有できるように作っています。
これは日ごろからお世話の記録をし、情報を共有することで、
家族みんなが「同じくらいモルモットのようすがわかる」ようにするためです。
おそらく掃除をしたり、モルモットのごはんをあげたりする人は、家族の中でもかたよりが出るのではないかと思います。
モルモットの日々のようすが自分しかわからない…ということを防ぐために、
もるふぃっとはお世話を記録すると他の端末にプッシュ通知が届きます。
ぜひご家族にも、もるふぃっとのインストールをうながして頂けると嬉しいです!
また、もるふぃっとの構想段階から、保護活動をされている方の情報共有や、
もしものときに一時的にモルモットを預かってもらう方との情報共有について、
ご活用いただきたいなという考えがありました。
とくに、ケガや病気のことや、チモシー(その他食べ物)の好みなどは、
過去を遡って情報共有できるのがもるふぃっとの良いところだと思っています。
まだまだ機能改善をしていく余地はたくさんありますが、随時改善していきますので、
もしものときに備えて、いまのうちからもるふぃっとに記録していきませんか?
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